認定資格・講座の魅力 04.ファーストサイン 安瀬早紀

「そうそう、それがファーストサインなんですよ!」

ファーストサインはママと赤ちゃんにとって大切なもの

私はどのレッスンでもこのセリフが出てきます。ファーストサイン教室ではもちろん、ベビーマッサージ教室でも、ベビースキンケア教室でも。それくらい、ファーストサインはママと赤ちゃんにとって大切なもの。例えば、私はベビーマッサージ教室が始まるとき「ベビーマッサージはコミュニケーションなんですよ。肌と肌で会話すると思って、アイコンタクトを意識してみてくださいね」こんな事をお伝えしています。そんな中で、冒頭のセリフが出たのはこんな瞬間でした。赤ちゃんが「ふにゃ~」っというかわいい声で弱々しく泣いたのです。それはレッスンが中盤に差し掛かったころでした。

この赤ちゃんが泣いたのは「ママ、さみしいよ」こんな気持ちだったように見えました。私が「○○ちゃん、寂しくなったかな?ママ、最初みたいにお顔を近づけて、アイコンタクト意識してみてくださいね」と声をかけたところ、赤ちゃんがニコ~っと元通りのかわいい笑顔に戻ったのでした。

「そうそう、それがファーストサインなんですよ!」

気持ちが通じ合ったときの、赤ちゃんの嬉しそうな笑顔、ママのホッとしつつも愛に満ちた表情。もっともっとその感動を知ってほしい!そんな想いから、ママへファーストサイン教室のご案内をさせていただきます。ファーストサイン教室のスタートは、ママが赤ちゃんを体験することから。赤ちゃんの目線・視界・表現の仕方など。限られた表現力の中で、一生懸命に自分の気持ちを伝えようとしてくれていた我が子に気づく瞬間です。そんな赤ちゃんに対して同じようにママも表現力豊かに接することで、コミュニケーションが深まります。泣くのも笑うのも、愛おしく感じられるようになるのです。そんな私の熱い想いが教室でもガイダンスでも伝わるようです。

私のスクールではファーストサインの受講がとても多いのです。
ファーストサイン養成講座を指導する上で気を付けていることは、まず講師がママとファーストサインの要素を取り入れながらコミュニケーションが取れるようになるということ。受講生様にお子様がいらっしゃる場合、ファーストサインの楽しさや素晴らしさは普段の育児の中で思う存分感じることができます。講師として大切なのは、その楽しさをいかにレッスンの時間内で伝えられるようになるか。そしてそれは、ファーストサイン教室だけでなく、ベビーマッサージ教室など他の場面でも伝えられるような活躍をしていただきたいと思っています。

RTA指定スクール ベビマーシュ
講師安瀬早紀